厚木市 勇善会 空手道 スポーツ少年団
勇善会勇 善 会

空手道場


剛柔流国際空手道古武道連合総本部

その他の空手記事admission

国際ホームページで公開した記事を翻訳して適宜掲載します。

2017.2.19 昔ながらの稽古法「掛け手」更新
 
2/17の稽古で行った掛け手の一例の動画を公開しましたので参考にご覧ください。空手にはこのような練習方法もあるということです。下の画像をクリックしてください。


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最近、伝統の理解のために、子供にもこの掛け手を稽古させることがあります。

 
この写真は、相手の右中段逆突きを左内受けで受けると同時に右引き受けで袖を引っぱり相手の勢いを前方へ崩し、間髪を入れず相手の右腕を左回し受けして体のバランスを後方へ崩し、ガラ空きになった体に中段突きを入れるという、相手の重心をコントロールする訓練で、引き受け・裏受け・回し受けという剛柔流特有の受け技の感覚を体得する練習です。 これによって相手の体のバランスを崩して相手を投げたり倒したりするコツを会得します。二人一組で左右交互に延々と繰り返しましたが、技を正しく使うと相手の重心がおもしろいようにコントロールできるので、子供たちは楽しそに練習していました。掛け手にはいろいろな方法が工夫できます。こうした昔ながらの稽古方法はこの道場では続けていきたいと考えています。


2017.1.3獅子舞と空手の型

  むかしはお正月といえば獅子舞が"家庭訪問"してきたものでした。今は各地域どうでしょうか。(写真は沖縄の獅子舞)


 獅子舞は日本各地で見られる民間伝承ですが、実は南アジア・東南アジア・東アジアに広く見られる民俗芸能でもあります。スリランカ人は自分たちをシンハラ族とよんでいますが、これは獅子(シン)の子孫たちという意味です。旧正月の横浜中華街の獅子舞はよくテレビで報道されますし、沖縄の獅子舞はたいへん豪快でパワフルな蹴り上げなど見られ格闘技的な要素を感じます。

 さて剛柔流空手にサイファ(獅法)という型があります。(写真左)よんで字のごとく獅子の動作を表象した型です。また鶴拳の要素もあります。
 獅子頭をつけたら獅子舞そのものではないかと思ってしまいます。上の写真の動作は中国南方から台湾、沖縄にかけて武道や芸能の神として広く信仰されている九天風火院という道教の神の姿勢ととても似ています。(写真左)

 その中国南方の福建省の福州地方は空手のルーツの地のひとつです。そこでは獅子舞のことを拍獅(パウサイ)といいますが、空手の型にパッサイという型があります。また獅子舞の頭役を陣頭(チントー)とよびますが、空手の型にもチントーという型があります。なんらかの関係があるのではと思います。
 アジアでは獅子は神秘的な力の象徴です。獅子舞は各民族の神事や芸能、武術と深いかかわりを持ってきたのでしょう。(写真はサイファの一場面。獅子が吠えるイメージで敵の脇腹の急所へ獅子の拳を打ち込む。)
 サイファは古い動作、たとえば武士のちょんまげを指でひっかけて頭をたぐりよせる動作とか、自分のちょんまげを敵につかまれないように後頭部を守る動作などあって歴史的に興味深いです。